私は自由に空想の世界を旅し、その旅で見たものを心の言葉に置き換える、それが私の俳句。 私は俳句を勉強したことがなかったので、五七五の形から一つ季語を使うことなどを教わり、俳句を書き始めた。でも最初のころはあまり言葉を知らず、時々間違えた。

 

「森は春 露のきらめき 蜘蛛の糸」
これは、私が4月に書いた俳句。

3つも季語がある。「春」、「露」、「蜘蛛」。
「春」の季語はもちろん春、「露」は秋、「蜘蛛」は夏、素人だからできる俳句(本当は俳句とは言えないが)。実にばかげていて面白い。
この俳句を私の生徒にみせると、何日後にその生徒は「エミリー先生はいつもレッスンの後に少しおしゃべりしてくれるから、この本はプレゼントです」と、季語の本をくれた。嬉しかった!その後、よくこの季語の本を使って俳句を作る。

でも、まだたくさん勉強しなければならない!
私は俳句が好きだから、自分でいろいろな言葉を調べて覚えた。
でも文法的なことはどうにもならない。が、私には主人がいる。彼が私の弱点をカバ-してくれる。

 

Haiku poète japonais Matsuo Bashô

 

私は松尾芭蕉が大好き!
彼のイメージはシンプルだが、言葉の選択や使い方がとてもよく、それが五七五の形になると、素晴らしい俳句が生まれる。本当に彼の俳句は美しい!

私の一番のお気に入りは、

「いざさらば雪見にころぶ所迄」

きれいでしょう!

 

Poème japonais haiku Matsuo Bashô

 

私の俳句のテーマは自然。
旅をし、自然を楽しみ、景観を俳句にする。
でも、私の旅の多くは、頭の中の旅。
その旅に心がふるえる。そして、心の目がカメラのシャッターをきる。この写真が言葉に生まれ変わる。これが私の俳句。

私の俳句を読んだ人は、私に質問する。「あなたは北海道で白鷺を見たの?」、「どこかでクラゲを見たの?」、「フランスで天の川を見たことがある?」…。
でも、私の答えは「No」。
私の頭の中にどこかで見たものが、また何かで見たものが記憶されていて、その記憶を辿り、私は旅をする。
その旅が心の目を通した言葉に移り変わり、私の俳句が生まれる。

 

Dessin aquarelle poème japonais haiku

 

私は自由な旅をし、それを俳句にする。
私の俳句を読んだ人が私と一緒に自由な旅をしてくれると嬉しい!
私の俳句が朝日新聞に掲載されました。

「雪静小鷺の羽音流れ水」

「永遠の碧くらげのワルツ海に星」

 

 

haiku-kuragemini

 

 

エミリー

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